気付けば朝立ちの頻度が少なくなった。
魅力的な女性を前にしても息子が脈動しない。
最近イクのが早くなった。
硬さが減った。
男性ならけっして無視することができないこれらの状態は、男性機能の低下が引き起こしています。
加齢や病気などやむを得ない理由もありますが、「年だから……」と片付けられないこれらの問題。
“PC筋トレーニング”で解決できるかもしれません。
勃起力アップのカギを握る「PC筋」とは？
PC筋とは、「pubococcygeus muscle」の略称です。
日本語では恥骨尾骨筋や骨盤底筋といい、ちょうど股の間、恥骨から尾骨にかけて広がる筋群を指します。
おしっこを止めたり便を切るときに動く筋肉というと分かりやすいでしょうか。
ペニスの充血を維持する筋肉
男性ならば勃起の仕組みは理解しているかと思いますが一応説明しておくと、ペニスは海綿体というスポンジ状の組織でできていて、ここに血液が流れ込んで充血すると海綿体が膨張します。
この状態が勃起であり、海綿体に充血した血液に栓をして留めておくのがPC筋の役目です。
PC筋が衰えると維持する力が低下してしまい、勃起しづらくなる、硬さがなくなる、中折れするなどの症状が現れてきます。
PC筋トレーニングで勃起力向上、早漏改善、ペニス増大！
PC筋の働きが衰えると起こるさまざまな問題は、PC筋を鍛えていれば予防できます。
それこそ60代を過ぎても現役バリバリの状態を維持することも可能ですが、何も予防しかできないわけではありません。
しっかりと鍛えれば、勃起力アップ、射精コントロール力アップ、硬度アップ、ペニスサイズアップとさまざまな恩恵があります。
ペニス増大はPC筋トレーニングとセットで考える
ペニス増大サプリを使えば簡単に目標が実現すると思っている人もいるかもしれませんが、現実はそれほど甘くありません。
ペニス増大サプリは増大効果が期待できる成分を得ることが目的で、その成分をペニスに供給する血液の循環を良くしたり、成分の効果を得た状態でペニスを成長させるためには“チントレ”が欠かせません。
PC筋トレーニングはチントレの王道であり、これらはセットで考えることが大切です。
PC筋トレーニング①：尿を切るときの感覚で肛門を絞める
PC筋トレーニングの方法は主に2つありますが、どちらか1つではなく2つとも行った方が当然効果は高いです。
まずは、肛門を絞めたり緩めたりを繰り返して行うトレーニングから紹介します。
いつでもどこでも肛門に意識を向けよう
PC筋は肛門の筋肉と連動しているため、肛門を絞める、緩めるという動きを繰り返すことで鍛えられます。
5～10秒ほど締める、5～10秒ほど緩めて休むという動きを繰り返し、1セット10回×4セット程度を毎日行うと2～4週間くらいで効果が実感できるようになります。
この動きは場所を選ばず行えるため、通勤中の電車やバス、仕事中、休憩中、入浴中など暇があれば取り組みましょう。
PC筋トレーニング②：スクワット
スクワットで鍛えられる筋肉は主に大腿四頭筋や内転筋ですが、内転筋は骨盤付近の筋肉と繋がっていて、その筋肉がPC筋に繋がっているので効果があります。
下半身強化は血行促進効果にも期待できる
また、スクワットで下半身を鍛えることで筋肉が発達し循環が良くなり、スムーズにペニスへと血液が集まりやすくなる効果も期待できます。
正しいスクワットの方法を覚えよう
まずは肩幅より少し広い間隔で立ち、そのまま膝が前に出ないように意識しながらお尻を下げていきます。
意識せずにしゃがむときのように膝が前に出てしまうと、太ももに負荷がかからないので注意が必要です。
膝が90度曲がるところまでお尻を引いていき、その位置からゆっくりと元の姿勢に戻ります。
手はプラプラさせたままの状態でも問題ありませんが、前方に伸ばす（前ならいのように）とバランスがとりやすいです。
背筋を伸ばし、背中が丸まらないように意識しましょう。
PC筋トレーニングのメリット、デメリット
さて、PC筋についていくらか認識が深まったかと思いますが、分かりやすいようにメリットとデメリットをまとめておきます。
勃起力アップ
PC筋は勃起を維持するうえで重要な役割を持っているため、ここが衰えると勃起を維持できなくなったり、維持できても硬度が下がってしまったりします。
PC筋を鍛えることでこれらを防止できるだけでなく、一層硬く、強く勃起させられるようになります。
早漏改善
PC筋を絞める力がつくと、射精コントロール能力が向上します。
射精しそうになった時にPC筋をキュッと絞めて我慢し、高まりが治まるのを待って再び動き出すということが可能になるので、より長くピストン運動ができるようになります。
ペニス増大効果
ペニスへ流れ込んだ血液をPC筋で漏らさずため込めるようになると、ロスがなくなる分だけ膨張率アップが期待できます。
仮に膨張率が普段よりも10％高くなったとして、その状態を繰り返すことでペニスが成長して10％多い状態が普通になり、これを繰り返すことで徐々にサイズアップすることができます。
いつでもどこでもできる
特に器具が必要なわけでもなく、姿勢も問わないので場所を選ばずトレーニングすることができます。
思い出したときに数回ずつ行うだけでも1日トータルでは相当な回数になるので、効果が出やすい。
デメリットは特になし
他にもたくさんのメリットが期待できるPC筋トレーニングには、これといってデメリットはありません。
強いて挙げるとすれば、面倒くさいこととある程度の継続が必要なことくらいでしょうか……。